ヘルスケア通信

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審美治療をより安価に手軽に・・・・

 平成26年4月より、ハイブリッドセラミクスを用いた、「CAD/CAM冠」と呼ばれる審美修復が保険適用となりました。
 適用は小臼歯に限られ、セラミックと名は付いていますがベースはプラスティックですので、それなりの欠点はあるのですが、「今まで審美修復を受けたかったけれど、高額で手が出なかった。」という患者様には、福音と言えると思います。

 症例をご覧ください。
患者様は31歳女性。
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 まず右下奥歯に銀歯が入っています。左側には口腔環境の悪化に伴う、茶色に変色した虫歯になりかけの歯が数本あります。
 でもまあ、一昔前なら30過ぎなら銀歯の1本くらいは結構当たり前の世界でした・・・。
この患者様も今回は右上の小臼歯が大きな虫歯になっており、さすがにその1本はセラミックにして審美修復して欲しい、というご希望でした。

 右横から見たところです。
右奥の銀歯が目立ちますし、そのひとつ前にも白い歯が入っていますが、変色して何か「変」です。
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 中から見てみると(鏡に映していますので左右逆に見えます)、銀歯の手前の小臼歯も銀歯にプラスティックを貼っただけのものでした。できたら下の2本も修復すればより綺麗に仕上がります。
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 しかし、もちろん物事には予算というものがあります。そこで、保険外のメタルボンドセラミックは保険の効かない大臼歯に1本だけ用いて、残りの小臼歯は保険のCAD/CAM冠で修復するようご提案しました。これなら保険外は1本だけなのでかなりローコストで済みます。

 術後です。
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 術前、術後を正面からもう一度較べて見ましょう。
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 左側の変色は、ダイレクトボンディングで修復しています。
大きく変わったのは奥歯の銀歯1本ですが、口元の印象はそれだけでも大きく変わってしまうのがお分かりいただけると思います。

 さて、さきほど「一昔前は銀歯の1本くらいは当たり前」、と書きましたが、それは「一昔前」の話です。最近は、若い男性でも、あえて保険外でも審美修復を希望される方が増えてきました。
それもそうでしょう、保険システムの違いがあるとは言え、先進国でこれだけ無造作に銀歯が入るのは日本だけです・・・。

 虫歯治療のダウンサイジングとダイレクトボンディングの発達で、もはや「銀歯の1本くらいは当たり前」ではなくなってきました。もちろん、無意味にコストをかける必要はありません。きちんと虫歯予防をしたうえで、やむなく虫歯になった場合には、効率の良い審美修復を受けられたら良いと思います。











 
by healthcarenews | 2015-05-27 01:03 | 審美治療・セラミック

貴方の健康の舵取りを。堺市北区中長尾町、山本歯科医院の歯科に関する情報のページです。


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