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保険外(自費)ダイレクトボンディング、2症例

 今回は、臼歯(奥歯)の自費ダイレクトボンディングを2症例ご紹介します。
ダイレクトボンディングとは何のか?
ダイレクトボンディングで何を行いたいのか?をわかりやすく示してくれる症例です。

1例目。
52歳女性。
術前、左下一番奥の歯に、保険のプラスティックが充填してあります。(写真黄色矢印)
鏡で映しているので右下に見えますが、左下です。
一応、歯と同じ色で審美的(銀歯ではないという意味で)に充填されてありますが、歯の溝も無く、べたっと詰めてあるだけです。
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術後、超硬質プラスティックで、歯の溝まで再現して充填しました。(下写真黄色矢印)
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2例目
29歳男性。
術前、第2小臼歯にやはり保険のプラスティックがべたっと詰めてあります。
その歯が横から虫歯になりました。(黄色矢印)
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術中、横からの虫歯は開けてみるとかなり大きいものでした。古いプラスティックもこの際取ってしまいます。(黄色矢印)
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術後、内層から2重、3重に違う色のプラスティックを重ねて、歯の色を合わせていきます。
最後は超硬質のプラスティックで咬みあわせを作り、細かな溝を再現していきます。
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 このダイレクトボンディングと言う治療、まず審美的という意味では、銀歯よりはるかに審美的に仕上がります。従来の保険のプラスティック充填では、小さな虫歯ならある程度問題なく充填できますが、大きな虫歯になるとどうしてもインレーなどの選択をしないといけませんでした。

 では、ハイブリッドインレーやセラミックインレーと比べてどうか?
まずダイレクトボンディングなら、多くの場合、1日でその歯の治療を終えることができます(インレーなら型を取る日と詰める日と、必ず最低2回になります)。
 また、型を取って作った歯では、後から調整が必要なため、なかなか歯の溝の美しい再現が難しいのが現状です。その点、ダイレクトボンディングなら、直接口の中で作りこむため、充填にかなりの時間はかかりますが、その分綺麗に歯の咬み合わせの溝なども再現して仕上がります。
  その上、ダイレクトボンディングで用いる接着剤は、保険のセメントに比べ性能がいいので、2次虫歯の予防にも効果的です。

 特に、下顎の歯は、咬み合わせの溝まで、よく見える部分です。この部分の銀歯をダイレクトボンディングに替える、という治療は、セラミック冠などに較べるとローコストで、またCADCAM冠などと比べても削る量が少ないMI(最小限治療)時代のこれからのトレンドになるでしょう。
by healthcarenews | 2015-08-20 00:18 | 審美・ダイレクトボンディング

貴方の健康の舵取りを。堺市北区中長尾町、山本歯科医院の歯科に関する情報のページです。


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