ヘルスケア通信

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重症の虫歯に対して歯周外科手術(歯冠長延長術)で治療した症例・続報

 今回のヘルスケア通信は、2014年12月の報告させてもらった「重症の虫歯に対して歯周外科手術(歯冠長延長術)で治療した症例」についての続報です。

 この症例については、まあ、上記のリンクをご覧ください。
ブログの最後に「また新しい歯が入れば報告したいと思います。」と書いたっきり・・・(^^;。
まあ、忘れていたわけではないですが、他の症例にも新しい治療にも時間と気を取られてズルズル、と・・・。のびのびになってましたm(__)m。

 では、まずとりあえず術前写真だけでも。
重症の虫歯に対して歯周外科手術(歯冠長延長術)で治療した症例・続報_b0119466_139238.jpg

重症の虫歯に対して歯周外科手術(歯冠長延長術)で治療した症例・続報_b0119466_1391193.jpg


で、術後です。
重症の虫歯に対して歯周外科手術(歯冠長延長術)で治療した症例・続報_b0119466_13105514.jpg

重症の虫歯に対して歯周外科手術(歯冠長延長術)で治療した症例・続報_b0119466_13104214.jpg


 改めてカルテをめくると、初診が平成25年の4月1日になってますので、術後写真の日付までは、丸2年と1か月の時間がかかっています。この患者様、本当にがんばられました!(^^;
まあ、くどいようですが、術中経過は「重症の虫歯に対して歯周外科手術(歯冠長延長術)で治療した症例」をご覧ください。

 初診時は、いつもマスクをして生活されている状態でした。歯科恐怖症で、診療台に座っても、怖くてじっと座ってることができず、マスクも外してくれませんでした。まあどこの歯科医院に行っても「歯を抜いて入れ歯を入れましょう」と言われるばかりで、それはまだうら若いお嬢さんにとっては酷な話だったでしょう。

 長い時間と紆余曲折はありましたが、術後すぐに結婚され、いまでは子供も出来て、お幸せにされています。がんばってくれて本当に良かったなあと思っています。もちろん定期的なメンテナンスにも必ず来てもらっています。

 ただし、ここまで悪くなった歯が、ではいつまでこのままで使えるのか?、というと、正直、大きなことは言えません。次は、歯の破折、という問題に直面することもありますし、もともと虫歯リスクが高い方ですので、数年後には新しい虫歯ができる可能性もあります。メンテナンスのたびに、ドキドキ、薄氷を踏む思いですが、できるだけのことはさせていただこうと思っています。これからもがんばって下さい。


by healthcarenews | 2016-02-17 13:33 | 歯周病治療

貴方の健康の舵取りを。堺市北区中長尾町、山本歯科医院の歯科に関する情報のページです。


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