当院のこだわり・3 診断と説明へのこだわり
当院は、まず病気の診断と、その結果および原因の説明、そしてその情報共有を、治療開始時にもっとも重要と考えています。
そのため、初診時に、レントゲン写真、および口腔内写真を撮らせていただきます。
口腔内写真は規格化されており(原則大人9枚、子供5枚程度撮影いたします)、術前術後等の比較も経時的に観察できるようにしております。
当院では20年以上前より写真を撮り続けておりますので、そのころから通院されている患者様は20年以上の経過、変化を、一緒にご覧になることができます。
またレントゲン写真は、全体像をパノラマレントゲン写真で確認し、必要に応じて、細部をバイトウイングと呼ばれるレントゲンを撮影します。
バイトウイングレントゲンは、とくに初期う蝕の発見に有効で、症例によっては、歯を削ることなく、予防処置のみで経過観察を行い、治療を最小限にしていきます。
さらに、難治性の根管治療、重症の歯周病、歯や歯根の破折などの診断には、歯科用CTの撮影が非常に有効で、必要に応じ行っていきます。
とくに虫歯治療には、必要に応じ、局所の口腔内写真を撮って、できるだけ術前術後の説明をするようにしています。その歯になぜ治療が必要で、どのような治療を行ったのか、できるだけわかりやすく説明するよう心掛けています。