ヘルスケア通信

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予防歯科講習会

 先日、1月23日の日曜日、所属している関西ヘルスケア歯科談話会の講習会がありました。
関西ヘルスケア歯科談話会は、日本ヘルスケア歯科研究会の関西支部みたいな存在で、私たち予防歯科を勉強する歯科医師、歯科衛生士にとっては重要な研究会です。
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 講師は、日本ヘルスケア研究会の設立時の中心的メンバーである藤木省三先生、岡賢二先生、そして外傷歯治療(怪我をして折れた歯を残す治療)で有名な月星光博先生の3人です。

 藤木先生のテーマは「患者とともに過ごす歯科医療」。サブタイトルは「治癒のイメージを持つ。」「10年後、20年後のイメージを考える。」とあります。
なにげない一言ですが、これがヘルスケア型予防歯科の真髄をあらわす言葉でもあります。

 虫歯を削ってかぶせて、ハイ終わり!で、虫歯や歯周病の原因を放置したままでは、またいつか、別の虫歯や歯周病を作ってしまいます。歯磨きをしっかりするのはもちろんですが、生活習慣や体質、環境に
よってもリスクは大きく変わります。それに対し、性急な治療を行わず、無理に抜かず、無理に削らず、最小限の治療で、患者様の生活や体質と気長におつきあいして、歯を守っていこうというのが、ヘルスケア型歯科医療の理想なのです。

 月星先生のテーマにもあるように、予防歯科、歯周病治療の主役は歯科衛生士です。彼女たちががんばってくれて、初めて僕たちも理想が実現できるのです。そのためには彼女らにも勉強してもらわねば・・・。
スタッフも連れて、朝から夕方まで、みっちりと勉強してきました。普段勉強会を共にしている仲間も一緒です。
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 岡先生の講義は、口の中の写真を撮ること、正確で精密な記録を取ることの重要性を改めて再認識させてくれました。うちでも写真は残していますが、まだまだ10年間程度・・・。20年間以上の写真の記録。メンテナンスをした場合としなかった場合の結果の比較など、その残された資料のパワーに、本当に圧倒されて帰ってきました。
 
 さて1日を終えての感想は・・・・?。
改めて、自分たちが目指しているものを再確認できました。(初めてヘルスケア歯科研究会の講習会を受けた時の衝撃と感動を思い出しました。(汗))
 道はまちがっていない!ただ険しいだけです。これからもがんばります。
by healthcarenews | 2011-01-27 00:42 | 予防歯科・メンテナンス

歯科用3DCTの効用・2 埋伏歯について

 タイトルがまだ堅いですね・・・。
 もともと「歯科用3DCT」って所から、舌を噛みそうな感じです・・・。
「ヘルスケア通信」は、専門的な話ばかりになるので、どうしても中身は少し堅い話になるのですが・・。
それを、できるだけ柔らかく・・・がヘルスケア通信の趣旨ですから、もう少しタイトルも一考の余地がありそうです。

 今回のテーマは、「埋伏歯」。埋伏、つまり、歯肉の中に埋まっていて、生えていない歯のことです。
だから口の中には見えませんが、レントゲンにはもちろん写ってきます。しかし、従来型のレントゲンでは平面でしか写らないため、立体的に、口の中のどの位置に埋まっているのかを特定することができませんでした。

 口腔内写真です。
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一見、きれいに並んでいるように見えますが、よく見ると左の犬歯がありません。いま並んでいるのは乳歯の一種。年齢的には、もう抜けていなければなりません。歯科用3DCTの出番です。
 3DCTはレントゲン画像をコンピューターで処理し、再構築するため、いろいろな画像で描出することができます。
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この写真は、データを3Dレンダリングしたものです。
左前歯の内側に、大きな糸切り歯(犬歯)が斜めに埋まっていることが、立体的に描出されています。

 犬歯は、とても大きな歯で、力も強く、噛み合わせに重大な影響を与えます。乳歯では、この歯に代わることはとてもできません・・。幸い、とても浅い位置に埋まっていることがわかったため、矯正治療にて引っ張り出し、きれいに並べる事になりました。矯正治療そのものには、時間も費用もかかりますが、それでも、一生犬歯が埋まっていることと較べたら・・・、きっとかけがえのない治療になるでしょう・・・。
by healthcarenews | 2011-01-21 01:21 | 歯科用CT・3DCT

歯牙の破折の診断に対する歯科用CTの効用について・・・1.

・・・と堅いタイトルで始めてみましたが…。

 歯科用3DCTを導入して、ほぼ半年。たくさんの有益なデータが集まってきました。

 上のタイトルも、簡単に噛み砕いて説明すると、「普通のレントゲンでは分からない、歯が折れてる部分を、歯科用CTを使うと簡単に発見できますよー。そうすると、診断も早く、そのぶん治療も早く済みますよー。」って事です。

下は、初診時のレントゲン写真です。黄色い丸で囲ってあるところが、感染した病巣です。
病巣が大きいので、治癒にはある程度時間がかかります。でもなんかおかしい。治療していて、普通以上に治療効果のあらわれが遅い。長年の経験で大体、反応はわかりますので、こういうときはイヤな予感がします。
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しかし、昔なら、それでももう少し経過を見るしかありませんでした・・・。今はCTがあります。とりあえず撮ってみることに・・・。
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案の定。黄色い矢印のところで、歯が割れています。最初の写真の病巣は、その歯が割れた部分からバイ菌がはいったものです。さすがに、歯は力がかかる部分ですから、1度割れてしまうと完治は困難です。長く治療に通った末、結局抜歯に至ることがほとんどです。状態を正確にを患者様に説明して抜歯をさせていただくことになりました。
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抜歯した歯の写真です。
中央に大きなひびが入っています。

抜歯に至ったことそのものはとても残念でしたが、いたずらに治療が長引くこともなく、そのため病巣の無用な拡大も防ぐことができて、傷口も小さく済みました。その分傷の治りも早く、この前後の歯は健全でしたので、ブリッジを入れて、スムーズに治療を終了することができました。
by healthcarenews | 2011-01-21 00:38 | 歯科用CT・3DCT

2011年 あけましておめでとうございます!

2011年 あけましておめでとうございます!
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 29日に恒例の大掃除をして、30日に床のワックスがけをして、診療室はぴかぴかに(嬉)。
まあ31日は洗浄の患者様を何名か診ましたが・・・、おかげさまで無事、新年を迎えることができました。

 昨年は、本当に忙しい1年でした。しかし、7月に導入した、歯科用3DCTは、インプラント治療ばかりでなく難治症例の診断能力も飛躍的に向上。思った以上の戦力になって、スタッフのモチベーションも上がりました。今年は、技工部門のさらなる充実も予定しています。忙しすぎてたまったストレスは、大掃除アンド忘年会でリフレッシュ!それはまたカフェテラスでご覧ください(笑)。

 新年の診療は1月6日からです。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
by healthcarenews | 2011-01-01 14:34 | 最近のあれこれ

貴方の健康の舵取りを。堺市北区中長尾町、山本歯科医院の歯科に関する情報のページです。


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